徐々に、SM雑誌の広告で、ラバーグッズを販売している店を
チェックするようになっていった。
新宿にあるアダルトショップの「カバリエ」では
キャットスーツやラバーマスク、ラバーグッズが売られていた。
でもキャットスーツはかなり高額だった。
10万円以上していたかな。そう簡単には手が出ない。
まずはマスク、グローブなどを少しずつ買い揃えていった。
東急ハンズで当時、薄いラバーシート生地(にかなり近い素材)が
売られていたのを発見!思わず、5メートル分購入。
夜な夜な自分でキャットスーツを作って着ていた時期もあった。
出来ばえは今一だったが、表面はラバーと同じ光沢があり
密着感もまずまずだった。
でも、所詮ラバーもどき・・・早く本物のキャットスーツがほしい!
お金貯めようっと!
それから間もなく国内においても、ラバーウェアを扱う
専門ショップが出現した。
アズロ!!
(ラバーフェチの人は知らない人いないよね・・・)
遂に本物のキャットを手にすることができた。
大満足!!
オーダーメイドではなかったけれど、全身のフィット感は
十分満足のいくものだった。
全身隈なく地肌に吸いつき、徐々に汗ばんで蒸れてくる感触、
ラバーの匂い、黒の光沢感・・・
キャットスーツ、ラバーマスク、グローブ、ソックスをはめ変身完了!
マスク越しに「ヒュー、ヒュー」と呼吸音のみが響く。
そして恐る恐る鏡に自分の姿を映す。
「おーっ、これがオレか!」
そこには完全なるラバーマンが、オチンチンをビンビンにさせて
立ちはだかっていた!!
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- 2006/04/15(土) 12:36:56|
- ラバーフェチへの軌跡
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次第に本屋で人目を気にしながら、SM雑誌を立ち読み
するようになっていった。
縛りそのものにはそれほど、興奮しなかったけれど、
たまにラバーフェチに関する内容のものが掲載される
ことがあったので、そういう記事をあさって読んでいた。
社会人になって2~3年の頃だったかな。
確か、ビリーとかいうアブノーマルな成人雑誌でついに
ラバーフェチというものがこの世に存在することを認識した。
頭のてっぺんからつま先まで全身を真っ黒なラバーで
覆ったモデルの写真とラバーフェチに関する記事が
掲載されていた。衝撃的だった。
外国では既にヘンタイの中でもラバーはポピュラーなものに
なりつつあったようだ。
「うっすっげえ、オレの求めていた全身ラバーも
海外では既に存在してるんだ。」
「ラバースーツも手に入る世の中になっているんだ!」
心臓がバクバクと鼓動をうった。
「ラバー好きのヘンタイはオレだけじゃない。
日本にもそういう人間いるってことだ!」
なんて思ったらすごく勇気づけられたし、うれしくなった。
でもいったい何処にいるんだろう。そういう人たち・・・?
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- 2006/04/11(火) 21:53:09|
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忘れられないウルトラマンでの思い出・・・
死ぬかと思ったことがある。
一人で行くウルトラマンの握手会の仕事があり、朝早い為
前日からウルトラマンのコスチュームを預かることになった。
当然、その夜、家で着て遊んだ。これぞウルトラマンごっこ!
窒息フェチであるオレは首にタオルを巻き
少しは空気が漏れるように隙間を作って、その上から
ビニール袋を被りさらに首をロープで固定してから
完全にウルトラマンの中に体を押し込んだ。
後ろのチャックを閉めるのに、結構一人では苦労したけど
閉めることに成功。
「スーハー、スーハー」この窒息感が気持ちいい~。
ピッタリ体に吸い付くフィット感も最高。
しかし、数分後に地獄が待っていた!
いくら首にタオルを巻いてすきまを作ったといっても
ビニール袋を被った上からロープでまいているのだから
外気が入る程ではなかった。
しかもウルトラマンの中。
息苦しさは徐々に増してくる。
呼吸の回数が異常に増える。
「ハァッ、ハァッ、ハァッ」限界に達したので
頭部のチャックを開けようとしたが開かない!
「やばっ!」パニックになってしまい必死にチャックを
下ろそうとしたが、歯が噛んでしまった様で
どうしても開かない。
「苦しい…ッ、ハアハア・・・やばいっ。このままじゃ死んじゃう!」
「ウルトラマン窒息死!」なんて朝刊に載ってしまう!
って瞬間、頭をよぎった。
とにかく最期の力を振り絞って無理やりこじ開けて何とか脱出。
死なずにすんだ。それにしても怖かった。あの時は・・・
やっぱり窒息遊びはパートナーがいないと危険だね。
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- 2006/04/07(金) 23:01:23|
- ラバーフェチへの軌跡
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大学時代は子供の頃の夢であった特撮ヒーローショーの
着ぐるみに入るバイトにありつけた。
幸運だったことに、当時、ウルトラマンの第2次ブームの頃だった。
戦隊モノや宇宙刑事モノ等もあったけど、息苦しさ、暑さ、圧迫感、
視界の悪さ、動きにくさ・・・
すべてにおいてウルトラマンがサイコー!だった。
みんなが、敬遠してやりたがらないウルトラマンをオレは
喜んでやっていた。
ウルトラマンの素材は全身一体型のウェットスーツ。
マスク部分はFRPで作られている。
僅かに目の部分と1mm×5cmほどの呼吸用の口が開いているだけ。
息苦しさ、肌に吸い付く感触、ムレムレ状態は、オレにとっては
最高に気持ちよかったけれど、それはじっとしている時の話。
戦闘員や怪獣との乱闘をした後は極度の酸欠状態になり、
夏の炎天下では脱水症状、熱射病に間違いなくなる。
「早くチャックを開けてくれ~っ!!」
ショーが終わった後は目の前が紫色になって放心状態。
食欲は全く無い。固形物は喉を通らない。
水をガブガブ飲むのみ。
マジで続けてアクションのできる時間は3分がいいところだね。
全く汗を吸わない素材なので全身から噴出す汗はブーツの中に
溜まる一方。
半端な汗じゃない。
ブーツをひっくり返すと片足だけでもコップ1杯分は軽く流れ出る。
手袋はバイク用の革手袋に銀色や赤色に塗装されている。
汗は手袋にも容赦なく流れてくるので、グチャグチャになる。
こんな手で、子供との握手会をするのだが、手が濡れるのを
不思議がっていた。おまけに匂いまでかいでいたっけ。
そりゃくさいよ。超(ウルトラ)臭かっただろうね。
こんなに苦しくてもやめられないんですね。
これが・・・フェチですねーホント。
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- 2006/04/04(火) 23:02:52|
- ラバーフェチへの軌跡
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「顔面拘束だけでは物足りず、次は全身をラバーで覆いつくしたい」
という願望が増してくる。
しかしまだ、日本でのラバー製品はマスク、パンティ、ブラジャー
などのパーツしかなかった。
SM雑誌で、「ゴムパンティが好き」「匂いが好き」なんていう記事は
読んだことあったが、SMプレイの延長上にあり、ラバーフェチという
言葉はまだ一般的ではなかった。
ゴムマニアという表現がされていたように思う。
全身にピッタリフィットして圧迫感があって、しかもムレムレ状態に
なれる素材って何か・・・
やっぱりウルトラマンしかない・・・。ウェットスーツだよな。
そこで、夏シーズンになると釣具屋でウエットスーツを販売している
のを覚えていて、ある夏にとりあえず買ってみた。
サイズはLでもよかったけれど、ピッタリがいいと思いMサイズに。
デザインは1種類のみ。表地は黒のシャークスキン、裏地はジャージの
セパレートタイプ。
ワンピースタイプがほしかったけどオーダーメイドで作れるほど、
まだ、小遣いがなかったのでこれで我慢。
少しでも、ゴムのムレムレ感触を味わいたかったので、ゴム地が肌に
密着するよう裏返にして着用した。
見た目は全然カッコ良くなかった。 エロチックじゃなかった。
それでも、着心地は思ったとおりのフィット感があった。
ひと回り小さいサイズにしたのが正解。
そして、真夏だったこともあり、一気に汗が吹き出て大変!
セパレートタイプなもんだからお尻あたりの接続部分から
大量の汗が流れ出てしまい、床にポタポタ垂れる始末。
また、ピッタリの圧迫感はいいのだが、保温性がありすぎて
体温上昇!
ボーっとしてしまい気持ちいいどころではなくなってしまった。
真夏のウェットスーツの長時間着用は、それこそ拷問かもしれない。
でも、そこがフェチにとってはたまらない快感なんだね。
そんな酷暑にも負けず、トータルエンクロジャーへの階段を
一歩ずつ上っていった。
どうしても全身を覆い包まずにはいられなかった。
首から下は、ウェットスーツで全身を覆い、顔面はウェットスーツ地の
オリジナルマスクにガスマスク、手は手術用の手袋をはめ
足はウエットスーツ地のソックスを履き、全身を外気から完全に
遮断することに成功!
自分の呼吸音しか聞こえてこない。そんな自分を鏡に映して
一人の世界に入っていく。
密着感、圧迫感、窒息感の快感が全身に伝わっていく。
気持ちいい・・・。
トータルエンクロジャーへの第一段階というところだが、
まだまだ満足のいくものではなかった。
全身拘束の拘束感はあるが、いまひとつ皮膚感覚がイメージと
違っていた。
テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト
- 2006/04/01(土) 11:46:26|
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