大学時代は子供の頃の夢であった特撮ヒーローショーの
着ぐるみに入るバイトにありつけた。
幸運だったことに、当時、ウルトラマンの第2次ブームの頃だった。
戦隊モノや宇宙刑事モノ等もあったけど、息苦しさ、暑さ、圧迫感、
視界の悪さ、動きにくさ・・・
すべてにおいてウルトラマンがサイコー!だった。
みんなが、敬遠してやりたがらないウルトラマンをオレは
喜んでやっていた。
ウルトラマンの素材は全身一体型のウェットスーツ。
マスク部分はFRPで作られている。
僅かに目の部分と1mm×5cmほどの呼吸用の口が開いているだけ。
息苦しさ、肌に吸い付く感触、ムレムレ状態は、オレにとっては
最高に気持ちよかったけれど、それはじっとしている時の話。
戦闘員や怪獣との乱闘をした後は極度の酸欠状態になり、
夏の炎天下では脱水症状、熱射病に間違いなくなる。
「早くチャックを開けてくれ~っ!!」
ショーが終わった後は目の前が紫色になって放心状態。
食欲は全く無い。固形物は喉を通らない。
水をガブガブ飲むのみ。
マジで続けてアクションのできる時間は3分がいいところだね。
全く汗を吸わない素材なので全身から噴出す汗はブーツの中に
溜まる一方。
半端な汗じゃない。
ブーツをひっくり返すと片足だけでもコップ1杯分は軽く流れ出る。
手袋はバイク用の革手袋に銀色や赤色に塗装されている。
汗は手袋にも容赦なく流れてくるので、グチャグチャになる。
こんな手で、子供との握手会をするのだが、手が濡れるのを
不思議がっていた。おまけに匂いまでかいでいたっけ。
そりゃくさいよ。超(ウルトラ)臭かっただろうね。
こんなに苦しくてもやめられないんですね。
これが・・・フェチですねーホント。
テーマ:フェチ - ジャンル:アダルト
- 2006/04/04(火) 23:02:52|
- ラバーフェチへの軌跡
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初めまして。ウルトラマンのブツが大好きな着ぐるみです。私の性のすべてはウルトラマンになる事にある、という位に好きです。
ショーでのウルトラマン体験、さすがフェチの方が書いた文章はいいなと思いながら読ませていただきました。(正直、文章だけでオカズに)
ウェットスーツやマスクを買った体験談は自分もあるあると頷いていました。
今後もお話、楽しみにしています。
- 2006/05/09(火) 00:18:59 |
- URL |
- 着ぐるみ #Cu0ypdf.
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ウルトラマン!オレのラバーフェチの原点です。
今ならウエットスーツで自分用のを拵えたい位です。あの視界の悪さ、匂い、窮屈な拘束感はたまりませんね。ここにも同類が居たと思うとホッとします。
- 2006/05/24(水) 20:52:16 |
- URL |
- RB #mQop/nM.
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